
ゲーミングモニターでVRRの効果が出る条件とは?【2026年完全ガイド】|G-SYNC・FreeSyncの使い方
「ゲーミングモニター VRR 効果 条件」について、詳しく知りたい方へ。
VRR(可変リフレッシュレート)は、G-SYNCやFreeSyncに代表される技術で、フレームレートの変動に合わせてモニターのリフレッシュレートを可変させることで、ティアリングやスタッタリングを抑え、滑らかな表示を実現します。ただし、VRRの効果がきちんと現れるには、対応GPU・対応モニター・適切な接続規格・ドライバーとOS側の設定といった条件を満たす必要があります。
本記事では、VRR効果が現れる条件の考え方、対応GPUとモニター(G-SYNC/FreeSync)、接続規格(DisplayPort/HDMI)の要件、設定の要件とフレームレートの範囲、効果が現れる状況・確認方法・効果が出ないときの確認ポイント・効果の最大化まで、一通り解説します。
先に結論(迷ったらここ)
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VRRの効果が現れるには、対応GPUと対応モニター、適切な接続規格(DisplayPortまたはHDMI 2.1など)、ドライバーとモニター側でVRRを有効にする設定が必要です。
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フレームレートが変動するゲームや、フレームレートがリフレッシュレートより低い場合に、VRRの効果が特に感じられます。
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モニターのVRR対応範囲(最小〜最大リフレッシュレート)内で使うと効果が安定し、LFC対応なら低フレームレートでも恩恵を受けやすくなります。
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設定を有効にしたうえで、定期的に「VRRが有効か」「範囲内で動いているか」を確認すると、効果を最大限に活用できます。
この記事では、上記のポイントを順に詳しく解説します。
VRR効果の条件:基本的な考え方
ゲーミングモニター VRR 効果 条件を考えるうえでは、VRR(可変リフレッシュレート)の効果がどのような条件のときに出るかを理解することが重要です。VRRは、固定リフレッシュレートでは起きるティアリング(画面の乱れ)やスタッタリング(カクつき)を、フレーム描画タイミングに合わせてモニターのリフレッシュを変えることで軽減する技術ですが、適切な環境と設定が整っていないと効果が現れません。
VRRとは
VRR(Variable Refresh Rate)は、可変リフレッシュレート技術の総称で、NVIDIAのG-SYNCやAMDのFreeSyncがその代表です。GPUが描画したフレームに合わせてモニターの垂直同期のタイミングを変えることで、フレームレートが変動するゲームでも滑らかに見せます。
効果が現れる条件
VRRの効果が現れるには、(1)対応GPUと対応モニター、(2)適切な接続規格(DisplayPortまたはHDMI 2.1など)、(3)ドライバーとモニター側でVRRを有効にする設定、(4)ゲームやアプリがその範囲のフレームレートで動作していることなどが必要です。いずれかが欠けると、VRRが有効にならなかったり、効果を実感しにくくなったりします。
条件の重要性
「モニターはVRR対応なのに効果が感じられない」という場合は、接続規格・ケーブル・ドライバー設定・フレームレートがモニターのVRR範囲内かどうかを確認すると、原因を切り分けやすくなります。条件を満たしたうえで、フレームレートが変動する場面や、フレームレートがリフレッシュレートより低い場面でプレイすると、VRRの効果が特にわかりやすくなります。
VRRについて詳しく知りたい方は、ゲーミングモニター 可変 リフレッシュレート 仕組みの記事も参考にしてください。
対応GPUとモニター
VRRの効果を出すには、使用するGPUとモニターの両方が、同じVRR方式(G-SYNCまたはFreeSync)に対応していることが前提です。片方だけ対応では効果は得られません。
G-SYNCの場合
G-SYNCを使用するには、NVIDIA製のGPU(GeForce GTX 10シリーズ以降が目安)と、G-SYNC対応またはG-SYNC Compatibleのモニターが必要です。NVIDIAコントロールパネルで「G-SYNC」の項目が表示され、有効にできるかで確認できます。
FreeSyncの場合
FreeSyncを使用するには、AMD製のGPU(Radeon R7 260以降が目安)と、FreeSync対応モニターが必要です。AMD Radeon設定(またはアドレナリンソフトウェア)でFreeSyncを有効にできます。
対応モニターの確認
モニターがVRRに対応しているかは、製品仕様の「G-SYNC」「G-SYNC Compatible」「FreeSync」「Adaptive-Sync」などの表記で確認できます。モニターのOSDメニューに「G-SYNC」や「FreeSync」のオン/オフがある機種も多いです。
G-SYNC Compatible
G-SYNC Compatibleは、NVIDIAが「FreeSync/Adaptive-Sync対応モニター」のうち、自社検証で問題ないと判断した機種に付与する表示です。このモニターなら、NVIDIA GPUでもG-SYNCとしてVRRを利用できる場合があります。すべてのFreeSyncモニターがG-SYNC Compatibleというわけではないため、NVIDIAの公式リストや製品ページで確認すると安心です。
互換性の確認
購入前や接続時に、使用予定のGPUとモニターの組み合わせで、どちらのVRR(G-SYNC/FreeSync)が使えるかを確認しておくと、効果が出ない事態を防ぎやすくなります。
対応について詳しく知りたい方は、ゲーミングモニター G-SYNC とはやゲーミングモニター FreeSync とはの記事も参考にしてください。
接続規格の要件
VRRを利用するには、VRRに対応した接続規格と、その規格を満たすケーブルでGPUとモニターを接続する必要があります。規格やケーブルが古いと、VRRが有効にならない、または不安定になることがあります。
DisplayPort
DisplayPortは、VRR(G-SYNC・FreeSync)で広く使われている規格です。DisplayPort 1.2以降で多くの対応モニターがVRRをサポートしており、DisplayPort接続が推奨されることが多いです。ケーブルは、モニターの最大解像度・リフレッシュレートをカタログで確認し、必要な帯域を満たす規格のものを選ぶとよいでしょう。
HDMI
HDMI 2.1以降では、VRR(Variable Refresh Rate)が仕様に含まれており、HDMI 2.1対応GPUとモニターをHDMI 2.1ケーブルで接続すれば、VRRを利用できる機種が増えています。HDMI 2.0では公式のVRRは一般的ではないため、VRRを使う場合は接続規格の表記(HDMI 2.1など)を確認することが重要です。
接続規格の確認
使用しているポートがDisplayPortかHDMIか、およびそのバージョン(例:HDMI 2.1)を、GPU側・モニター側の両方で確認します。モニターのマニュアルや仕様に「VRRはDisplayPort接続時のみ」などと書かれている場合もあるため、その場合は指定された端子を使います。
ケーブルの品質
規格に対応していても、ケーブルの品質や長さによっては信号が不安定になり、VRRが有効にならない・ちらつくといった不具合が出ることがあります。できるだけメーカー指定や規格を明記したケーブルを使い、長くする場合は対応帯域のしっかりした製品を選ぶと安心です。
接続の確認
接続後、ドライバー側(NVIDIAコントロールパネルやAMD Radeon設定)でVRR(G-SYNC/FreeSync)の項目が表示され、有効にできるかで、接続規格とケーブルが要件を満たしているかをおおよそ確認できます。
設定の要件
VRRの効果を得るには、GPUドライバー側と、必要に応じてモニター側でVRRを有効にする設定が必要です。対応ハードウェアと接続が整っていても、設定がオフのままでは効果は現れません。
VRRの有効化
G-SYNCの場合は、NVIDIAコントロールパネルの「G-SYNC」項目で「G-SYNCを有効にする」にチェックを入れます。FreeSyncの場合は、AMD Radeon設定(アドレナリンソフトウェア)内の「ディスプレイ」などでFreeSyncを有効にします。モニターのOSDに「G-SYNC」「FreeSync」のオン/オフがある機種では、そちらもオンにします。
フルスクリーンまたはウィンドウモード
VRRは、フルスクリーンモードで最も安定して動作することが多く、ウィンドウモードやウィンドウ付きフルスクリーンでも対応しているドライバー・ゲームの組み合わせがあります。効果が出ない場合は、いったんフルスクリーンで試すと切り分けしやすくなります。
VSyncとの組み合わせ
VRRを有効にしたうえで、ゲーム内やドライバーでVSyncをオンにすると、フレームレートがモニターの最大リフレッシュレートを上回る場合のティアリングを抑えつつ、VRRの恩恵も受けやすくなります。VSyncだけだと入力遅延が気になる場合でも、VRR+VSyncの組み合わせで滑らかさと遅延のバランスを取りやすくなることがあります。
設定の確認
設定変更後、実際にゲームをプレイして、ティアリングやスタッタリングが減っているか、リフレッシュレートが変動しているか(モニターのOSDで表示される機種あり)を確認すると、VRRが正常に動作しているかがわかります。
最適化
ゲームごとにフレームレートの上限を設定したり、ドライバーの「低遅延モード」などと組み合わせたりすることで、VRRの効果を最大限に活用しつつ、入力遅延を抑えた設定にすることも可能です。
フレームレートの範囲
VRRは、**モニターが対応しているリフレッシュレートの範囲(最小〜最大)**のなかで、ゲームのフレームレートに合わせてリフレッシュを変えます。この範囲を外れると、VRRが無効になったり、効果が限定されたりします。
VRRの範囲
各モニターには、VRRが動作する最小リフレッシュレートと最大リフレッシュレートが仕様にあります。例:48Hz〜144Hzなど。ゲームのフレームレートがこの範囲内にあるとき、VRRの効果が期待できます。
範囲外の動作
フレームレートが最大を上回る場合、多くの環境ではVSyncやフレームリミットで上限をかけると、VRRの範囲内に収まります。最小を下回る場合、VRRが効かなくなる・ティアリングが目立つことがあり、このときLFCがあると効果を維持しやすくなります。
LFC(Low Framerate Compensation)
LFCは、フレームレートがモニターのVRR最小リフレッシュレートより低いときに、同じフレームを複数回表示することで実質的にVRRの恩恵を維持する機能です。LFC対応モニターでは、低フレームレートのゲームでもカクつきやティアリングを抑えやすくなります。仕様に「LFC」や「Low Framerate Compensation」の有無が書かれていることがあります。
範囲の確認
モニターのマニュアルや製品ページで「G-SYNC/FreeSync 対応範囲」などを確認し、自分のプレイするゲームのフレームレートがその範囲に収まるか、またはLFCでカバーされるかを把握しておくと、VRRの効果を期待しやすくなります。
最適な範囲
フレームレートをVRRの範囲内に保つ(ゲーム設定やドライバーでフレームリミットをかけるなど)ことで、VRRの効果を安定して得られます。高リフレッシュレートのモニターでは、範囲が広いほど、様々なフレームレートのゲームでVRRを活用しやすくなります。
効果が現れる条件
VRRの効果がとくに実感しやすい条件を整理します。ハード・接続・設定が整っていても、ゲームの出し方やフレームレートの状況によって「効いている感」は変わります。
フレームレートの変動
フレームレートが変動するゲーム(シーンの変化でFPSが増減するタイトル)では、固定リフレッシュレートだとティアリングやスタッタリングが目立ちやすく、VRRを有効にすると滑らかに見える差がわかりやすいです。
フレームレートがリフレッシュレートより低い場合
フレームレートがモニターの最大リフレッシュレートより低い場合(例:144Hzモニターで60〜90fpsでプレイ)は、VRRの恩恵が特に大きい典型的な状況です。固定リフレッシュだと同期ずれが起きやすいため、VRRで同期を取る効果がはっきり現れます。
フレームレートがリフレッシュレートと一致している場合
フレームレートが常にリフレッシュレートと一致している(例:60fps固定で60Hz)場合は、もともとティアリングが起きにくいため、VRRの効果は相対的に小さく感じることがあります。それでも設定は有効にしておくと、わずかな変動時にも効果があります。
フレームレートが高い場合
フレームレートが高く、かつ変動がある場合でも、VRRの範囲内であれば効果は得られます。最大リフレッシュを上回る部分はVSyncやフレームリミットで抑えると、VRRの範囲内で安定しやすくなります。
変動の大きさ
フレームレートの変動が大きいほど、VRRなしだと不具合が目立ち、VRRありだと改善がわかりやすくなります。重いシーンと軽いシーンの差が大きいゲームで、VRRのオン/オフを切り替えて比較すると、効果の有無を確認しやすいです。
効果の確認方法
VRRが実際に効いているかを確認する方法をまとめます。
主観的な評価
実際にゲームをプレイして、画面の途切れや横線の乱れ(ティアリング)、カクつき(スタッタリング)が減っているか、動きが滑らかになったかで判断できます。同じシーンでVRRをオフにしたときと比較すると、差がわかりやすくなります。
フレームレートの変動
ゲーム内やオーバーレイでフレームレートを表示し、変動している状況でVRRを有効にしたときの見え方の違いを確認します。変動が大きいほど、VRRの効果が目に見えやすくなります。
ティアリングとスタッタリング
VRRが有効だと、ティアリング(画面が複数区間に分かれてずれたように見える現象)やスタッタリング(一定間隔でカクつく現象)が軽減される傾向があります。特にフレームレートがリフレッシュレートと一致しない場面で、その有無を確認するとよいです。
設定の確認
NVIDIAコントロールパネルやAMD Radeon設定で、G-SYNC/FreeSyncが「有効」になっているか、モニターのOSDでVRRがオンになっているかを確認します。ドライバーやゲームの更新後に設定がリセットされている場合もあるため、定期的に見直すと安心です。
比較
同じゲーム・同じシーンで、VRRをオフにした状態とオンにした状態を切り替えて比較すると、効果の有無が最もわかりやすくなります。
効果が現れない場合
「VRR対応なのに効果が感じられない」ときに、確認したいポイントをまとめます。順にチェックすると、原因を特定しやすくなります。
対応の確認
GPUがG-SYNCまたはFreeSyncに対応しているか、モニターが同じ方式でVRR対応しているかを再確認します。G-SYNCを使う場合はNVIDIA製GPUとG-SYNC/G-SYNC Compatibleモニター、FreeSyncの場合はAMD製GPUとFreeSyncモニターの組み合わせが必要です。
接続規格の確認
使用している端子(DisplayPort/HDMI)とケーブルが、そのモニターでVRRをサポートする規格(例:DisplayPort 1.2以上、HDMI 2.1)を満たしているか確認します。古いケーブルや規格ではVRRが有効にならないことがあります。
設定の確認
ドライバー側(NVIDIAコントロールパネル/AMD Radeon設定)でG-SYNC/FreeSyncが有効になっているか、モニターのOSDでVRR関連の設定がオンになっているかを確認します。ゲームがフルスクリーンか、ウィンドウ付きフルスクリーンかも影響することがあります。
ドライバーの確認
GPUドライバーが最新版(または少なくともVRR対応が含まれるバージョン)か確認し、必要なら更新します。更新後は再起動し、再度VRRを有効に設定します。
ケーブルの確認
ケーブルが規格を満たしているか、断線や接触不良がないかを確認します。別のケーブルに変えてみると、VRRが有効になる場合があります。
効果の最大化
VRRの効果を最大限に活用するためのポイントをまとめます。
設定の最適化
ドライバーとモニターの両方でVRRを確実に有効にし、ゲームは可能ならフルスクリーンでプレイします。必要に応じて、ゲーム内の垂直同期やフレームリミットの設定も調整すると、VRRの範囲内で安定しやすくなります。
フレームレートの安定化
フレームレートの大きなブレを抑える(グラフィック設定の調整やフレームリミットの利用)ことで、VRRの範囲内に収まりやすく、体感の滑らかさも向上しやすくなります。
VSyncとの組み合わせ
VRRを有効にしたうえで、VSyncをオンにすると、最大リフレッシュレートを上回るフレームでのティアリングを抑えつつ、VRRの恩恵も受けやすくなります。入力遅延が気になる場合は、ゲームやドライバーの「低遅延モード」などと組み合わせて調整できます。
適切な範囲内での動作
モニターのVRR対応範囲(最小〜最大リフレッシュレート)を確認し、ゲームのフレームレートがその範囲に収まるように設定すると、VRRの効果を安定して得られます。LFC対応モニターでは、低フレームレート側もカバーされやすくなります。
定期的な確認
ドライバーやWindowsの更新後は、VRRの設定がリセットされていないか定期的に確認し、問題があれば再度有効にすると、効果を維持しやすくなります。
まとめ:VRR効果の条件
ゲーミングモニターでVRRの効果が出る条件を、本記事の内容に沿ってまとめます。
必要な条件
VRRの効果が現れるには、(1)対応GPUと対応モニター(G-SYNCならNVIDIA GPU+G-SYNC/G-SYNC Compatibleモニター、FreeSyncならAMD GPU+FreeSyncモニター)、(2)適切な接続規格とケーブル(DisplayPortまたはHDMI 2.1など)、(3)ドライバーとモニターでVRRを有効にする設定が必要です。
効果が現れる条件
フレームレートが変動する場合や、フレームレートがリフレッシュレートより低い場合に、VRRの効果が特に現れます。モニターのVRR対応範囲内でプレイすると、効果が安定して得られます。
効果の確認
実際にゲームをプレイして、ティアリング・スタッタリングの軽減や滑らかさの向上を確認し、必要に応じてVRRのオン/オフを切り替えて比較すると、効果の有無が判断しやすくなります。
効果の最大化
設定の最適化、フレームレートの安定化、VSyncとの組み合わせ、VRR範囲内での動作、定期的な設定確認により、VRRの効果を最大限に活用できます。
定期的な確認
ドライバーやOSの更新後は、VRRが有効のままかどうかを確認し、問題があれば再度設定すると安心です。VRR効果の条件を理解し、環境と設定を整えることで、より快適なゲーミング環境を構築できます。
よくある質問
Q. VRRの効果が現れる条件は?
A. VRRの効果が現れるには、(1)対応GPUと対応モニター、(2)適切な接続規格(DisplayPortまたはHDMI 2.1など)とケーブル、(3)ドライバーとモニターでVRR(G-SYNC/FreeSync)を有効にする設定が必要です。
そのうえで、フレームレートが変動するゲームや、フレームレートがリフレッシュレートより低い状況でプレイすると、VRRの効果が特に実感しやすくなります。モニターのVRR対応範囲(最小〜最大リフレッシュレート)内で使うと効果が安定します。
Q. VRRを使用するには?
A. VRRを使用するには、使用するVRR方式に合わせたGPUとモニターの組み合わせが必要です。
G-SYNCの場合は、NVIDIA製のGPU(GeForce GTX 10シリーズ以降が目安)と、G-SYNC対応またはG-SYNC Compatibleのモニターを、DisplayPortなどVRR対応の接続でつなぎ、NVIDIAコントロールパネルでG-SYNCを有効にします。FreeSyncの場合は、AMD製のGPU(Radeon R7 260以降が目安)とFreeSync対応モニターを接続し、AMD Radeon設定でFreeSyncを有効にします。モニターのOSDでVRRをオンにする必要がある機種もあります。
Q. VRRの効果を確認するには?
A. VRRの効果は、実際にゲームをプレイして、ティアリング(画面の乱れ)やスタッタリング(カクつき)が減っているか、動きが滑らかになったかで確認できます。
同じシーンでVRRをオフにしたときとオンにしたときを比較すると、差がわかりやすくなります。ドライバー側(NVIDIAコントロールパネルやAMD Radeon設定)でG-SYNC/FreeSyncが有効になっているか、モニターのOSDでVRRがオンかもあわせて確認するとよいです。
Q. VRRの効果が現れない場合は?
A. VRRの効果が現れない場合は、次の順で確認すると原因を切り分けやすくなります。
(1)GPUとモニターが同じVRR方式(G-SYNCまたはFreeSync)に対応しているか。(2)接続に使っている端子とケーブルが、そのモニターでVRRをサポートする規格(DisplayPortやHDMI 2.1など)を満たしているか。(3)ドライバーとモニターの両方でVRRが有効になっているか。(4)GPUドライバーが最新か、または少なくともVRR対応が含まれるバージョンか。(5)ケーブルの断線や接触不良がないか。いずれかが欠けていると効果が出ないことがあるため、順に確認し、設定をやり直すと改善する場合があります。
まとめ
ゲーミングモニターでVRRの効果が出る条件として、本記事では以下の点を解説しました。
VRR(G-SYNC・FreeSync)の効果が現れるには、対応GPUと対応モニターが前提です。G-SYNCの場合はNVIDIA製GPU(GeForce GTX 10シリーズ以降)とG-SYNC対応モニター、FreeSyncの場合はAMD製GPU(Radeon R7 260以降)とFreeSync対応モニターが必要で、G-SYNC Compatibleなら対応FreeSyncモニターでも利用できる場合があります。
接続規格では、DisplayPort接続がVRRで一般的に推奨され、HDMI 2.1以降ではVRRに対応します。使用するケーブルと端子が規格を満たしているか確認することが重要です。
設定では、NVIDIAコントロールパネルまたはAMD Radeon設定でVRR(G-SYNC/FreeSync)を有効にし、フルスクリーンまたはウィンドウモードで利用します。VSyncと組み合わせることで、より滑らかに見せる設定も可能です。
フレームレートは、モニターのVRR対応範囲(最小〜最大リフレッシュレート)内で使うと効果が安定します。範囲外では効果が薄れたり無効になったりするため、LFC(Low Framerate Compensation)の有無も確認するとよいでしょう。フレームレートが変動する場面や、フレームレートがリフレッシュレートより低い場面で、VRRの効果は特に現れます。
効果が出ない場合は、GPU・モニターの対応、接続規格・ケーブル、ドライバーとOS・モニターの設定を順に確認し、効果を確認する際は実際にゲームをプレイしてティアリング・スタッタリングの軽減を確認するのが確実です。条件を満たし、設定を最適化することで、VRRの効果を最大限に活用できます。